司法書士の中嶋です。
司法書士事務所を独立開業する際、ロゴ(ロゴマーク)を作成しようかどうか迷われる方も多いのではないかと思います。
しかし、どうも司法書士の方はマーケティングにあまり関心がない方が多いようで、周りの独立開業している司法書士の方を見回しても、ウェブサイトを開設している方はそれなりにいてもロゴまで作成している方は少ないように感じます。
結論としては、できれば事務所のロゴはあった方が良いように思います。
ロゴはウェブサイトだけでなく名刺やパンフレットなど様々な媒体に使えますし、事務所に親近感を持ってもらい覚えていただくためのマーケティングツールになるだけでなく、他の司法書士事務所との差別化にもつながります。
それなりに大きな企業はどこもロゴがありますし、例えばアップルのロゴなどのようにロゴを見ただけで企業やその商品・サービスをイメージできるものもありますよね。
個人事業主か法人であるかにかかわらず、司法書士と言っても独立するからにはビジネスオーナーであり、他のビジネスと同じようにブランド化することには価値があるように思います。
ここで、司法書士中嶋国際法務事務所(弊所)のロゴをご紹介したいと思います。
弊所のロゴはペンと翼をモチーフにしており、ロゴカラーはこのウェブサイトと同じく青空をイメージしたスカイブルーにしています(ロゴの詳細説明は下記ページをご参照ください)。
ロゴを作成するにあたっては、弊所の事務所名には私の名前を使用していることもあって、同じく創業者の名前を冠した会社名が多い日本のバイクメーカーのロゴをイメージしました。
法律事務所(または法務事務所)であればペンや天秤など仕事内容を連想させるもの、あるいは事務所名や代表者の名前に関連のあるロゴマークにすることが多いのではないかと思います。
ロゴの作成に関しては、自信がない方はプロのデザイナーに依頼するのが良いでしょう。
私は友人にデザイナーがいることもあって、弊所のロゴは開業する際に名刺のデザインと合わせて50,000円で作成してもらったものです。
私はその業界の相場に関しては詳しくないのですが、プロのデザイナーにロゴの作成を依頼する場合は少なくとも数万円はするのではないかと思います。
知り合いにデザイナーがいない場合は、検索エンジンでデザイン会社や個人のデザイナーを探したり、「クラウドワークス」や「ランサーズ」、「ココナラ」などのクラウドソーシングサイトを利用したりする方法もあります。
私は別の事業でロゴを作成する際に「クラウドワークス」を利用したことがありますが、20,000円程度でロゴデザインを募集すると数十件の応募があり、中にはそれなりに満足のいくロゴが数件はありました。
ロゴは事業を続ける限り使用するものですから、できればそれなりにお金をかけて腕の良いデザイナーと密なコミュニケーションを取りながら作り上げて行くのが一番良いかと思うのですが、低予算でそれなりのものを作成したい場合はこうした玉石混交のクラウドソーシングサイトもおすすめです。
以上、ロゴの作成に悩まれている方はご参考にしていただけると幸いです。