司法書士試験に合格した後、司法書士として仕事を始めるには研修を受講して司法書士登録をする必要があります。
私は大阪司法書士会で司法書士登録をしたわけですが、司法書士になるまでにかかった登録および研修費用を以下に簡単にまとめたいと思います。
なお、司法書士会によってかかる費用は異なること、また私は令和3年度(2021年)の登録で金額は今後変更になる可能性もあることをご了承ください。
登録費用
登録免許税(収入印紙) | 30,000円 |
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登録事務手数料 | 25,000円 |
入会金 | 40,000円 |
司法書士徽章(バッジ)代 | 6,800円 |
会館維持協力金 | 200,000円 |
定額会費(2ヶ月分) | 34,000円 |
合計 | 335,800円 |
大阪司法書士会で登録する場合の合計費用は、2ヶ月分の定額会費(34,000円)を含めて335,800円と結構な金額となりました。
大阪司法書士会の定額会費(月会費)は17,000円なのですが、この定額会費は入会月の翌月から発生し、司法書士登録をしている間は毎月支払う必要があります。
定額会費は口座振替で支払うことになりますが、口座振替手続きには少し時間がかかるようで、初回の会費(1ヶ月分または2ヶ月分)は現金で支払うことになります。
会館維持協力金は大阪司法書士会に特有のものですが、こちらは延納・分割払いも可能です。
会館維持協力金は200,000円と高額に思えますが、定額会費が25,000円の司法書士会もありますので、定額会費が17,000円の大阪司法書士会は、長い目で見れば会費が高額な司法書士会に比べるとお得になるかと思います。
研修費用
中央新人研修 | 44,000円 |
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ブロック新人研修 | 33,000円 |
司法書士会研修 | 30,000円 |
合計 | 107,000円 |
日本司法書士会連合会の中央新人研修およびブロック新人研修、大阪司法書士会の新人研修の3つを合わせて、研修費用は107,000円となりました。
これに加えて、特別研修を受講する場合は十数万円かかります(令和4年度は145,000円)。
私は予備試験の勉強をしていることもあってとりあえずは特別研修の受講を見送ったのですが、司法書士一本でやって行かれる方は業務範囲を広げるためにも受講するに越したことはないでしょう。
まとめ
以上の通り、登録費用が335,800円(2ヶ月分の定額会費含む)、研修費用が107,000円(特別研修除く)で、私が司法書士になるまでにかかった登録および研修費用の合計は442,800円となりました。
この他にかかった費用としては、金額が大きなものとしては事務所の契約費用や設備費用、スーツ代、職印の作成費用、小さなものでは研修などの際にかかった交通費や昼食代などがあります。
独立開業するか否かによっても大きく変わってきますが、いずれにせよ、登録と研修だけでも数十万円単位のお金が必要になりますので、これから司法書士登録をされる方は上記を参考にお金を貯めておくことをおすすめします。