司法書士業務

司法書士が独立開業する際の事務所の賃貸について。場所や広さや家賃など

私は司法書士試験に合格後、他の事務所で勤務することなくいわゆる即独(即独立)したのですが、独立開業するにあたって地元の駅前に事務所を借りることにしました。

私が事務所を探していた際に目安としていた主な条件は以下の通りです。

  1. 場所:駅から徒歩10分以内
  2. 広さ:30㎡以上
  3. 家賃:税込9万円以内
  4. その他:シャワー付き

これらの条件は、インターネットで調べていた際や実際に不動産会社を訪れて物件を内見して回った際に定まってきたものでもありますが、以下順番に解説します。

  1. 場所:駅から徒歩10分以内

これはお客様の利便性を考慮してのものです。

自宅兼事務所で開業されるという方もいるでしょうが、私の自宅は駅から少し離れておりアクセス不便だし事務所として使用するには改装も必要になりそうだったので、自宅とは別に事務所を借りることにしました。

駅前だと遠方のお客様でもアクセスしやすいのはもちろんですが、市役所、銀行や郵便局が近くにあると仕事もしやすいでしょう。

  1. 広さ:30㎡以上

1人の個人事務所だとそんなに広さは必要ないのですが、色々と物件を見て回った結果、デスクとソファを置く応接間を用意しようと思ったらこれくらいの広さは必要だと実感しました。

ただ、私が主に見ていたのは居住用マンションだったので、お風呂やトイレが付いていないオフィスであればもう少し狭くても良いかもしれませんね。

  1. 家賃:税込9万円以内

地元で私の希望する条件を元に探していると7万円以下という物件はなかなかなく、税込9万円以内というのは、開業したばかりで仕事がない状態でもこれくらいならなんとか出せるという金額です。

幸いなことに私は他の仕事もしていますので仮に司法書士の仕事が入らなかったとしてもなんとかやっていけますが、1人の個人事務所では家賃が最も負担の重い経費になるでしょうから、仕事の目途が立たないうちは固定費をなるべく抑えた方が良いように思います。

また、事務所を賃貸する際の初期費用に加えて、家具や設備を一から揃える場合はそれらにかかる費用も考慮に入れる必要があります。

ちなみに、居住用マンションでも事務所として契約する場合は消費税がかかりますのでご注意ください。

4. その他:シャワー付き

これは1人の事務所ですので、出かける前にサッとシャワーを浴びたり、たまに事務所に泊まる際に使用したりしたいという理由があります。

住居兼用として使用することを考えている方はシャワーやトイレは必須かと思いますが、完全に仕事をするだけの事務所として使用する場合であれば、事務所内には不要かもしれませんね。

以上の条件を元に2~3ヶ月かけて事務所可の居住用マンションを中心に探し回ったあげく、現在の事務所に落ち着いています。

現在の事務所は、駅から徒歩7分程度、広さは44㎡程度、家賃は税込9万円以内、シャワー付きと全ての条件を満たしています。

事務所の内観

事務所の内観

事務所の間取りは1LDKですが、13畳ほどある部屋を事務所に使用しており、その他に6畳の部屋があるのですが、こちらは現在ほぼ空っぽで書庫にするか簡易ベッドでも置いて住居スペースとして使用しようかと考えているところです。

大阪市などの都会であれば手頃なオフィスビルはたくさんあるようですが、私の地元も含め都心から離れるとオフィスビルは少ないですし、また居住用マンションの方がオフィスビルよりも初期費用が安くすむケースが多く、ほとんどの場合シャワーも付いているので私は事務所可の居住用マンションを中心に探していました。

司法書士に限らず士業の事務所は1人または少人数で経営されているところも多いので、ベテランの先生であっても居住用マンションを事務所に利用されている方も多いですよ。

事務所可のマンションに内見に行ったところ、他の入居者は士業ばかりということもありましたからね(笑)。

特に地方ですとオフィスビルだけでなく事務所可の居住用マンションというのもそれほど多くないようですので、事務所を借りることを考えている方は早めに調べることをおすすめします。

事務所を契約する以外にもレンタルオフィスという選択肢もあるかもしれませんが、司法書士は機密性が高い情報を扱うこと、人と会う必要性があることや紙の書類が多いことなどを考えると、不特定多数が出入りするレンタルオフィスはメインの事務所として使用するにはあまり向いていないようにも思います。

私もしばらくは今の賃貸事務所で営業する予定ですが、将来的にはアクセスが良くかつ自然豊かな場所に一軒家でも購入してその一角を事務所にしたいですね。

あるいは、成功して梅田の駅前にでも自社ビルを購入するというのも夢があって良いですね(笑)。

それはさておき、司法書士の事務所の賃貸について自らの経験を踏まえた上でご紹介させていただきました。

独立開業するにあたって事務所を賃貸することを考えている方はご参考にしていただけますと幸いです。

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