私は司法書士試験の受験生時代、1セット3時間の勉強時間を目安にしていました。
例えば午前中に1セット、午後に1セットまたは仕事終わりにカフェで1セット、といった具合です。
1セット3時間と言っても3時間休みなしで勉強するということではなく、1時間あたり10分程度の休憩を入れていました。
50分ほど勉強したら10分ほど休憩して、それを3回繰り返すイメージです。
そうすると、3時間と言っても厳密に言えば実際に勉強している時間は2時間半(150分)ということになります。
私が司法書士試験に合格するまでの総勉強時間は4年間で約4,000時間と本ブログでは何度か述べていますが、この4,000時間には上記の休憩時間も含まれており、休憩時間を除いて計算すると3,300時間程度になるかと思います(4,000時間×6分の5)。
まぁ、私はそこまで細かく勉強時間にこだわっていたわけではないので休憩時間を含めた4,000時間というのも大雑把なカウントなのですが、それでも司法書士試験に合格するには少なくとも3,000時間程度の勉強は必要というのには変わらないと思います。
1時間のうち50分は集中して勉強するようにしていますが、ずっと集中できているかと言えばそんなことはなく、雑念が入ってきて集中できないことはよくありますし、疲れているときはこまめに休憩を入れることもあります。
そんなことも考慮に入れると、実際に集中して勉強している時間は3,000時間よりも短いのかもしれませんね。
中には3時間ぶっ通しで集中できる方もいるかと思います(『オートマシステム』の山本先生はそんなタイプだと思います)。
私はブログなどで文章を書いているときは時を忘れて3時間でも集中力が持続しますが、テキストを読んでいるときは1時間程度で脳が疲れてくるので、休憩を挟んでリフレッシュした方が効率よく勉強を継続できるように思います。
兼業受験生の私は仕事を優先していたこともあって、勉強の合間の休憩時間にはスマホでメールチェックし、急ぎの仕事が入っていればその後の勉強を取りやめることもありました。
それ以外の休憩時間の過ごし方としては、コーヒーを飲んだり音楽を聴いたりしながらスマホでネットサーフィンをしていることが多かったですね。
しっかりと自己管理ができるのであれば良いのですが、特にLINEなどを含めたSNSはやり始めると止まらなくなる場合もありますし、脳みそを無駄に消費するように思いますので、勉強の効率を高めたいのであればスマホなどいじらずに目を閉じて瞑想などをしているのが一番かもしれませんね。
勉強時間を正確に計測したい人はストップウォッチなどを利用する方法もあるかと思いますが、なるべく楽しく勉強したい私としてはプレッシャーをかけすぎるのは好きではないので、勉強時間は大まかにカウントしていました。
まぁ、人間が休みなく集中し続けるのは不可能なわけですから、休憩時間を含めた勉強時間を多めに確保しておいた方が良いというのには変わらないかと思います。
以上、休憩時間を除いて計算すれば実際の勉強時間は思ったよりも少なかった、というお話でした。