司法書士業務

司法書士の職印サイズ規定は?チタンの印鑑は結構おすすめ

先日、司法書士の職印を作成しました。

司法書士の職印とは、所属する司法書士会に届け出るもので、簡単に言えば司法書士として業務上使用する実印のようなものです。

この司法書士の職印ですが、ネットで調べたところ大まかに以下の規定があるようです。

  • 大きさ:1cm×1cm以上、3cm×3cm以内であること
  • 司法書士である旨の記載があること
  • 司法書士の氏名の記載があること

それぞれの司法書士会に規定があるようですので、細かい要件に関しましては、職印を注文する前に所属予定の司法書士会に問い合わせることをおすすめします。

私は大阪司法書士会に問い合わせたところ、届出を受理することができない要件の1つに「印形の大きさが一辺の長さ一センチメートルの正方形に収まるもの又は一辺の長さ三センチメートルの正方形に収まらないもの。」とありましたので、厳密に言うと大きさは1.1cm×1.1cm以上、3cm×3cm以内となりそうですね。

いくつかネットでの記事を読んだところ、一般的には、司法書士の職印は、角印で18mm、篆書体(てん書体)で作成される方が多いようです。

私も今回は上記の内容で、文言は以下の3行(縦書き)で作成することにしました。

司法書士
○○○○(氏名)
之印

素材は色々あって悩みますが、今回はチタンで作成することにしました。

チタンにした理由としては、私の経営している会社で使用している印鑑が黒水牛で変化が欲しかったこと、司法書士の職印は頻繁に使いそう(願望)なので、頑丈なものが良かったことが挙げられます。

余談ですが、黒水牛で数万円かけて作成した私の会社の印鑑セット(代表者印、銀行印、角印)は、業務をほぼオンライン化しているため、ほとんど使用する機会がありません(笑)。

1年に1回ある決算書類作成の際には使用していたのですが、こちらもついにオンライン化の流れで押印が不要となり、なんだか便利になって嬉しいような寂しいような気持ちです。

印鑑はオンラインで注文すれば良いかと思いますが、私はチタンの印鑑を値段を中心に比較した結果、今回は「華押堂」というサイトで注文することにしました。

チタンで作成した職印と印鑑ケース

チタンで作成した職印と印鑑ケース

チタンの印鑑の値段は、スワロフスキーのアタリ(どちらが上か分かる目印)付きで18,280円。

印鑑ケースは同サイトで合うものが販売していなかったため、「印鑑の匠ドットコム」から別途1,980円で購入しました。

素材にもよりますが、印鑑の料金は1万円~数万円くらいになるのが一般的だと思います。

まだまだ使い始めたばかりですが、チタンの印鑑はなかなか新鮮で良いですね。

初めて印鑑を作成される方は味わいのある牛とか木の材質を選ばれる方が多いかも知れませんが、チタンも結構おすすめですよ。

ちなみに、屋久杉の印鑑もあって離島好きとしては惹かれたのですが、やっぱり高いんですよね。

司法書士の職印、これから作成される方は是非参考にしてみてください。

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