平成30年度(2018年度)の司法書士試験まであと少しですね。受験生の方は今が一番大変な時期ではないでしょうか。
試験を受けない私でも考えただけで緊張してしまいますので、受験生の方に緊張するなと言う方が無理だと思います。
緊張と集中は共存しないと考えています。普段の集中した勉強の繰り返しが、本試験でもきっと役に立つことでしょう。
以下に本試験に必要な持ち物(携行品)を思いつく限り挙げてみましたので参考にしてください。
本試験当日になってバタバタしないためにも、持ち物は前日までに準備しておくことをおすすめします。
なお、携行品は今後変更になる可能性もありますし、法務省の受験案内書は必ず一読しておきましょう。
目次
筆記試験受験票
必ず必要なものなので忘れないようにしましょう。
鉛筆(B又はHB)
私はHB鉛筆3本を持って行きましたが、多めに持って行くと安心です。鉛筆削りもあった方が良いでしょうが、受験案内書によると試験中は机上に置けないようなので注意しましょう。
プラスチック消しゴム
落とした時などのために、2個用意しておくと安心です。
黒インクの万年筆又はボールペン(インクが消せるものは不可。)
ボールペンも2本用意した方が良いです。芯の補充にも気を付けましょう。
私が合格した年に使用していたのはスイスの「カランダッシュ」のボールペンですが、使いやすいのでおすすめです。
時計
こちらもできれば予備の時計があった方が良いですね。
ラインマーカー又は色鉛筆
私は使用しなかったのですが、問題検討用に必要な方は持参しましょう。
キャップ付きペットボトル飲料
1本のみ机上に置くことができます。冷えていないものの方が水滴は付かないしお腹を冷やす心配もないので安心です。
私は試験中はほとんど口にすることはありませんでしたが、万が一こぼれても色が付かないこともあって、冷えていない水を持参していました。
お金
電車が遅延した場合のタクシー代など、万が一のことを考えて多めに持って行きましょう。
試験後に予備校仲間と飲みに行くという方もいるでしょうが、試験中はあまり他のことは考えず、試験に集中することをおすすめします。
参考書
必要な方は愛用の参考書や六法を厳選して持って行きましょう。私は本試験に能力(脳力)の全てを捧げたかったこともあって、合格した年の本試験当日はほとんど見なかったように思います。
昼食
試験会場周辺のコンビニなどは受験生で混雑している可能性が高いので、地元などで買っていくのが良いかと思います。
試験会場近くで昼食を取るのも良いかと思いますが、私はお店探しに労力を使うのも嫌だし、時間がなくなって慌てるのも嫌だったので、コンビニで買ったおにぎり2~3個を持参していました。
以上で十分だと思いますが、再度、法務省の受験案内書は各自で確認するようにしてください。
一発勝負の本試験は戦場と同じようなものですので、武器は忘れないようにしましょう。
梅雨でぐずぐずした天気が続きますが(傘も必要かもしれませんね)、試験が終わる最後の瞬間まで諦めずに頑張ってください。7月1日が皆さまにとって良い日になることを願っています。
時間は有限であり、命と同じです。
引用:『人生を変える読書』美達大和(著)