司法書士試験

【安心立命】司法書士試験当日の過ごし方:お昼の休憩時間に食べる勝負飯

司法書士試験の本試験当日に食べるおすすめのお昼ご飯についてご紹介したいと思います。正確に言うと、おすすめのお昼ご飯と言うよりも、「お昼ご飯についてはこだわらない」という表現の方が正しいかも知れません。

私が合格した年(2017年)と惜しくも涙を飲んだその前年に食べたお昼ご飯は、朝にコンビニで買ったおにぎり2個でした。ついついカツ丼やカツカレーなんかを食べたくなりますが、お昼にあまりがっつり食べてしまうと胃がもたれたり眠たくなったりしますし、集中モードに入っている気分が変わってしまうのが嫌だったので、おにぎり2個のみにしました(持参したのは予備を含めた3個になります)。

司法書士試験の午後の部は時間制限が非常に厳しく、1分1秒を争う勝負になります。午前の部からの集中力を持続させるためには、昼食は食べなくても良い位だと思うのですが、試験中にお腹が鳴ったりすると逆に集中できなくなりますので、最低限お腹が満たされるもののみにしました。午後の3時間だけ持てば良いので、お腹がいっぱいになる必要はありません。

おにぎりは腹持ちしますし、味も美味しい(久しぶりにセブンイレブンで買ったのですが、海苔がパリパリで甘いのにびっくりしました)のでおすすめです。お昼ご飯は会場に着く前に買った方が良いですが、会場付近のコンビニは受験生で混んでいることが多いので、自宅の近くなどで購入して行った方が良いかと思います。

試験会場の大学付近には大抵の場合飲食店はあるでしょうが、混んでいて待たされる可能性もありますし、飲食店探しに無駄な時間とエネルギーを費やしたりするのもあまりおすすめできません。食べ過ぎにも要注意です。

飲み物に関しては、私は試験会場に入ってからは、水(ペットボトルのミネラルウォーター)以外は口にしませんでした。昼食時の飲み物も水だけです。昼食後にコーヒーを飲もうかとも考えましたが、カフェインは利尿作用があるので、午後の試験中にトイレに行きたくなっても困るので止めました。気合いを入れるためにエネルギー系のドリンクを飲む方もおられるようですが、「前夜は一睡もできなくて今にも倒れそうだ」というような方でもない限り(実は結構多いかも知れませんね)、普段から飲んでいないものを口にするのはおすすめできません。

ちなみに、水や他のペットボトル飲料を机の上に置く場合は、答案用紙などが水滴で濡れてしまわないように、冷えていないものを持参するのがおすすめです。私は試験中は一応ペットボトルの水を机の上に置いていますが、試験が始まってしまうと、時間に余裕が出るか、または余程喉が渇くかでもしない限り口にすることはありません。本当に集中していると、水のことなど忘れてしまうものです。

昼食はゆっくりと噛んでいただきます。お昼の休憩時間では午前の部の結果が気になるかと思いますが、手応えがあるかないかにかかわらず、一旦忘れて午後の部に集中しましょう。昼食後に軽く大学の構内を散歩して脳をリフレッシュするのも良いですね。

ちなみに、本試験当日の朝ご飯は軽くサンドイッチと水、コーヒーをいただきました。合格レベルにある方であれば、午前の部はトイレに行きたくなったとしてもその時間を確保できるでしょうから、朝食に関してはそれほど気にする必要はなく、普段と同じようなものを食べれば良いかと思います。

私は試験回数を重ねるごとに、口にするものは簡素になっていきました。仙人や戦に向かう前の侍のような心境に近づいていったのではないかと思います。本試験当日の心構えとして重要なのは、「余計なことは考えずに試験に集中する」この一点のみだと思います。さすれば自ずと答えは見えてくるでしょう。集中するためにも、くれぐれも体調管理には気を付けてください。

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