平成29年度(2017年度)司法書士試験の筆記試験の結果発表は、9月27日(水)の午後4時です。ようやく残り1ヶ月を切りました。試験結果は受験地を管轄する法務局、または法務省のウェブサイトで見ることが出来ます。
司法書士試験直前の3ヶ月間は時間がいくらあっても足りず、瞬く間に時が過ぎていくのに対し、試験後から結果発表までの約3ヶ月間は、同じ時とは思えないほど本当に長く感じられます。
記述の採点をされるのは2,000人前後だと思いますが、その中には、筆記試験の結果発表日まで不安な気持ちで毎日を過ごされている方も多いことでしょう。私も、考えないようにしていても、結果が気になって毎日自然と司法書士試験の事が頭に浮かび、ついつい司法書士試験受験生のブログや掲示板を覗いてしまいます。
以前の基準点発表に関する記事でも書きましたが、私の点数は択一が合計60問(180点)+記述が51.5点(予備校採点)=231.5点です。
記述の点数(51.5点)はLECの再現答案の採点サービスを利用したものです。自己採点では45~50点くらいで、最低でも40点はあると考えていました。しかし、LECの採点では予想以上の点数となりました。
記述の基準点さえ超えれば合格なのは分かっているのですが、「LECの採点サービスに提出した再現答案は本試験よりかなり出来が良いのではないか」、「本試験の答案は字が汚くてまともに採点されないのではないか」、「去年と同じように本試験では商業登記法に不可解な採点があるのではないか」といったことが頭に浮かびます。司法書士試験受験生の思考がネガティブになるのは、試験の特性上仕方のないことだと思います。
私の記述の予想基準点は35点ですが、択一の基準点が予想よりそれぞれ1問低かった(午前25問、午後24問)ことを考えると、記述の基準点も予想より低く30点台前半になるかもしれません。
去年の試験も、記述の基準点さえ超えれば合格だったのですが、記述の出来が悪かったこともあって、結果発表日は結果を知るのが怖くて法務省のウェブサイトを見ることが出来ませんでした(笑)。
結局、家に郵送されてきた薄っぺらい成績通知の紙が入った封筒(希望者にのみ郵送される)で結果を知ることになるのですが、記述の点数は自分の予想点数(30点台半ば)よりも10点近く低い点数で唖然としたものです。その時のショックがPTSDとして今も残っているのでしょう。
私は今年の試験が終わってから約1ヶ月間アジアを旅して気分を紛らわせていました。現在は日本に帰国して、毎日仕事をしたり、ブログを書いたり、ランニングをしたり、友達と飲みに行ったりと、法律の勉強を除いてはこれまでと変わらない普通の生活を送っています。
「法律の勉強をしていた膨大な時間をどうやって埋めるか?」は、ここ2~3年の私の大きなテーマでもあります。法律以外で新しく勉強を始めたい分野があるのですが、夏の暑さのせいもあるのかもしれませんが、司法書士試験の結果が分かるまでは気持ちが落ち着かず、どうも取り組む気になりません。
司法書士試験の勉強は、体力も精神力も大きく消耗します。試験後はしばらくやる気が出るまで休憩するのが一番良いのでしょうが、合格の可能性がある方は、結果が気になって精神的な休憩にはならないのが実情かもしれません。司法書士試験に全てをかけている人ほど、結果が気になり、また他に何をすれば良いのか分からないのかもしれませんね。
私は出来るだけ雑念を振り払い、日々の生活に没頭し、粛々と結果発表の時を待ちたいと思います。今年は、9月27日(水)午後4時を過ぎたらすぐに法務省のウェブサイトで自分の受験場号があるかどうかを確認する予定です。そして、出来ればその日のうちにブログを更新したいと考えています。
自分の番号があったとすれば、きっと喜びよりも安心の方が大きいことでしょう。自分の番号がなかったときに、果たして平常心を保てるのかどうか・・・それが問題です。