司法書士試験

【桜梅桃李】司法書士試験直前期の過ごし方(勉強法)

久しぶりにブログを更新します。

3月は年度末ということで仕事が忙しく、また司法書士試験が迫っていることもあって仕事以外の時間はほぼ勉強に費やしていました。

4月に入って暖かくなってきましたね。私の地元の大阪でも、ようやく桜が満開になろうとしています。この季節になると、司法書士試験の直前期に入ったという実感が湧いてきます。

法務省のウェブサイトで平成29年度(2017年度)司法書士試験の日程が発表されたようです。今年の試験日は72日(日)。もう3ヶ月を切っています。

私は受験が4年目ということもあって今年は2月から勉強を始めたのですが、いざ勉強を始めてみると、いくら時間があっても足りないことを実感します。司法書士試験の範囲は膨大で、決して完璧に仕上げることは出来ないのでそのように感じるのかもしれません。

現在の私の勉強方法ですが、毎日朝に本試験と同レベル程度の不動産登記法の記述を1問、本試験のつもりで解き、それと並行して択一対策のテキスト(参考書)を回しています。テキストを読む順番は、得手不得手やその時の気分によって決めますが、不動産登記法から始めて、民法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法が終わったところです。これから供託法、司法書士法、憲法、刑法を片付け、その後に最も集中力を要する会社法、商業登記法に取り組む予定です。その頃には記述式も不動産登記法が一通り終わって商業登記法に入っているかと思います。

直前期はとにかくこれの繰り返しで、試験1ヶ月前を切った超直前期になると、苦手な部分を中心にさらに高速でテキストを回していくことになります。私は現在予備校には通っていないので模試は受けていませんが、試験の雰囲気に慣れるためにも直前の公開模試を23回は受けようかと思っています。

以前の記事にも書きましたが、私が使用しているテキストは全て『オートマシステム(automa system)』とその中上級者向けの『プレミア』です。過去問は1年目にがっつりやりこんだこともありますが、『オートマシステム(automa system)』に載っているものを除いては特に過去問専用のテキストは使用していません。

『オートマシステム(automa system)』の記述式はよく出来ているので、(択一の知識を理解していることが大前提ですが)これを繰り返し解いていれば他の記述式のテキストは必要ないように思います。

ただ、記述式は色々な問題を解いて慣れることも必要なので、時間とお金に余裕がある方は予備校の記述式対策講座に通うのも良いかもしれません。

現在の私の勉強時間は平均して15時間程度です。仕事と並行して勉強しているとこのくらいが限度だと感じます。専業の方は直前期に入ると110時間程度は勉強している方が多いのではないでしょうか。

桜には桜、梅には梅の良さがあるように、勉強方法も人それぞれに合ったものがあります。受験勉強に王道なんてものはなく、自分に合ったテキストや勉強方法を採用することが楽しく長く勉強を続け、そしてやがては試験に合格するためのコツだと思います。

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