司法書士・英語翻訳者の中嶋です。
先日、日本の高校卒業後に韓国の大学に留学される予定の複数の高校生の親御様からのご依頼で、公立高等学校から発行される英文書類に対して外務省のアポスティーユを取得し、戸籍謄本など日本語で発行される書類に関しては、英訳してから英訳文に対して公証役場において公証およびアポスティーユを取得しました。
まず、公立高等学校から発行される校長の署名および押印がなされた英文書類は公文書に該当しますので、原則として、外務省に申請して直接アポスティーユを受けることが可能です。
今回は、公立高等学校から英文で発行された卒業証明書(卒業見込証明書・卒業予定証明書)、成績表(成績証明書)、在学証明書などの英文書類に外務省のアポスティーユを取得しました。
これらの書類は以前は英文での発行に対応していない高校もありましたが、最近は英語で発行してくれる高校が増えた印象です。なお、日本語で発行された場合は、英訳した上で英訳文に対して公証役場において公証およびアポスティーユを受けることになるかと思います(通常は日本語の原本も英訳文と一緒に綴じ込みます)。
一方、私立高等学校から発行される書類であれば私文書になりますので、英文で発行されているか否かにかかわらず、公証役場において公証およびアポスティーユを受けることになるかと思います。
戸籍謄本など現時点で日本語でしか発行されない書類は、英訳した上で英訳文に対して公証役場において公証およびアポスティーユを受けることになるのですが、韓国の大学留学では公証があればアポスティーユまでは必ずしも求められないようです(アポスティーユが付与されていても問題はないようですが)。
ちなみに、戸籍謄本の英訳文ではなく日本語原本に対してアポスティーユを取得したい場合は、公文書となりますので、直接外務省に申請することになります(韓国では求められないことが多いですが、ヨーロッパ諸国などでは日本語原本に対してもアポスティーユを求められることがあります)。
必要書類、公証やアポスティーユの要件は国だけではなく大学などの提出先機関によっても異なりますので、必ず事前に提出先やエージェントにご確認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
大阪府高槻市の司法書士中嶋国際法務事務所では、戸籍謄本(およびその他の証明書)の英訳、公証役場での認証からアポスティーユ(または公印確認)取得までまとめて迅速に対応させていただきますので、大学出願書類やビザ申請書類などの英訳や公証に関してお困りの方は是非一度お気軽にお問い合わせください(お見積りは無料です)。
また、英訳文書だけではなく、英文で発行された公文書に対する外務省へのアポスティーユ取得申請もサポートしております。
郵送およびメール(またはLINE)対応を行っておりますので、全国のお客様からのご依頼を承っております。
もちろん、韓国以外の国にも対応しておりますし、公証が不要な場合であれば署名および押印入りの翻訳証明書も発行しておりますので、必要に応じてご相談ください。

