雑記

【南アフリカ】戸籍謄本の英訳(英語翻訳)、公証およびアポスティーユについて

司法書士兼翻訳者の中嶋です。

私の事務所では、全国のお客様からビザ申請などに必要となる戸籍謄本の英訳、公証およびアポスティーユ(または公印確認)の取得に関するご依頼を承っております。

先日、南アフリカ(南アフリカ共和国)に渡航される方からのご依頼で、戸籍謄本の英訳を行い、公証役場での認証およびアポスティーユの取得を申請してきました。

この方は片方の親のみで18歳未満の子供を連れて旅行されるとのことでしたが、出生証明書として戸籍謄本の英訳および公証、そしてもう一方の親からの渡航同意書(英文宣誓供述書)の公証が必要になるとのことでした(要件は変更になることがございますので、最新情報をご確認ください)。

もう一方の親からの渡航同意書(英文宣誓供述書)の公証に関しては、承諾をされるもう一方の親ご本人様が直接公証役場に持ち込んで公証人の面前で署名をして認証を受ければ良いのですが、戸籍謄本に関しては英訳も必要ですので私の事務所で英訳および公証をお引き受けすることになりました。

私の事務所がある大阪府内の公証役場では「ワンストップ・サービス」を提供しており、公証人による認証、法務局長による公証人押印証明、外務省によるアポスティーユ(または公印確認)をまとめて取得することができます。

2025年6月現在、「ワンストップ・サービス」は大阪府以外でも北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、福岡県の公証役場で提供されています。

そして、南アフリカはハーグ条約の締結国となります(2025年6月現在)ので、原則として公印確認ではなくアポスティーユを取得することになります。

アポスティーユと公印確認の違いや詳細については、外務省のサイトをご参照ください。

私の事務所は公証役場の近くに位置しておりますので、公証役場は予約さえ取れればすぐに訪れることができます。

ただし、公証役場は忙しいことが多く予約が1週間先になることも普通ですので、公証が必要な方は、翻訳や郵送などにかかる時間も考慮に入れて余裕を持ったスケジュールを組んでいただく必要があります。

私の事務所では、戸籍謄本(およびその他の証明書)の英訳、公証役場での認証からアポスティーユ(または公印確認)までまとめて迅速にご対応させていただきますので、ビザ申請書類やその他の証明書の英訳や公証に関してお困りの方は是非一度お気軽にお問い合わせください(お見積りは無料です)。

郵送およびメール(またはLINE)対応を行っておりますので、全国のお客様からのご依頼を承っております。

もちろん、南アフリカ以外の国にも対応しておりますし、公証が不要な場合であれば署名および押印入りの翻訳証明書も発行しておりますので、必要に応じてご相談ください。

※公証およびアポスティーユ(または公印確認)が必要か否かなどの翻訳文の詳細要件に関しては、原則としてお客様の方で提出先にご確認いただく必要がございますので予めご了承ください。

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