雑記

アポスティーユまで取得可能!公証役場のワンストップサービスについて

司法書士兼翻訳者の中嶋です。

2025年10月現在、北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、福岡県の公証役場では、「ワンストップサービス(ワンストップ・サービス)」を提供しています。

「ワンストップサービス」とは、公証役場において、公証人による認証、法務局長による公証人押印証明、外務省によるアポスティーユ(または公印確認)をまとめて取得することができる便利なサービスです。

この「ワンストップサービス」を利用しない場合は、公証役場において公証人による認証を受けた後、法務局や外務省とやり取りしなければなりませんので非常に手間がかかります(埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、長野及び新潟の7県の公証役場では、公証人による認証と法務局長による公証人押印証明をまとめて取得できます)。

なお、「ワンストップサービス」に関しては、外務省のサイトもご参照ください。

「ワンストップサービス」にかかる費用

英語を含む外国文で作成された文書の公証役場での認証費用は12,500円となります(2025年10月現在)。

この金額は、公証人による認証のみの場合でも、公証人の認証に加えてアポスティーユを付与する場合も同額です(つまり、アポスティーユ自体は無料となります)。

「ワンストップサービス」の必要書類

「ワンストップサービス」を受けるのに必要な書類は、原本および英訳文宣言書、そして身分証明書になります。

公証人の認証やアポスティーユは宣言書(公証人の面前での署名が必要)に対して受けることになるのですが、宣言書に関しては公証役場で用意してくれるかと思います。

私の事務所では、例えば戸籍謄本の英訳文に公証を受ける場合、私の事務所で作成した宣言書(翻訳証明書)、戸籍謄本の英訳文、そしてお客様から預かった戸籍謄本の原本を公証役場に持参しています(身分証明書に関しては、何度も訪れているので必要がなければ改めて提出することはありません)。

大学の英文卒業証明書など元々英語で発行された文書であれば、もちろん上記の英訳文は必要ではなく原本をそのまま持参することになるかと思います。

いずれにせよ、必要書類に関しては事前に公証役場に確認することをおすすめします。

「ワンストップサービス」にかかる日数

公証役場を訪れる際は、事前に予約を入れる必要があります。

公証役場は混んでいるところが多く予約が1週間以上先になることも珍しいことではないので、スケジュールには余裕を持って進めることをおすすめします。

当日の公証役場での手続きには、通常であれば30分もかからないかと思います。

おわりに

「ワンストップサービス」は非常に便利なサービスですし、「ワンストップサービス」を提供している公証役場がある都道府県外に居住する方も利用することは可能なのですが、これらの都道府県から離れた地域にお住まいの方にとっては不便でもあります。

私の事務所は「ワンストップサービス」を利用できる大阪府内にあり(しかも公証役場のすぐ近く)、英訳から「ワンストップサービス」を利用した公証やアポスティーユの取得までまとめて迅速にご対応させていただきますので、お困りの方は是非一度お気軽にお問い合わせください。

郵送およびメール(またはLINE)対応を行っておりますので、全国のお客様からのご依頼に対応可能です。

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