司法書士兼翻訳者の中嶋です。
私の事務所では、海外のビザ申請などに必要となる戸籍謄本や各種証明書の英訳、公証およびアポスティーユ(または公印確認)の取得を行っております。
先日、海外在住の方からのご依頼で、私立大学の英文卒業証明書の公証およびアポスティーユの取得を代行してきました。
日本の大学では卒業証明書を英文で発行してくれるところが多いので、この場合は英訳する必要がなく、英文卒業証明書をそのまま公証役場に持参して公証およびアポスティーユ(または公印確認)を受けることになります。
この場合、私の事務所で「この証明書は○○(依頼者)に発行されたものに間違いありません」などと英文で記載した宣言書を発行し、その宣言書と英文卒業証明書を1セットにして公証を受けることになります。
ご本人様が日本在住であれば、直接公証役場に予約の上で書類を持参すれば公証およびアポスティーユを受けることは可能です(この場合、宣言書は公証役場で用意してくれるかと思います)。
ただ、公証役場において外務省の証明であるアポスティーユ(または公印確認)まで受けることができるのは、「ワンストップ・サービス」を提供している公証役場だけとなります。
2025年4月現在、「ワンストップ・サービス」を提供している公証役場は、大阪府以外では、北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、福岡県にある公証役場となります。
これらの都道府県にある公証役場をご利用するのが難しい方は、公証役場で公証を受けた後、法務局や外務省とやり取りしなければいけないので手間がかかります。
私の事務所は大阪府内にありますので、公証役場において「ワンストップ・サービス」を利用して公証およびアポスティーユ(または公印確認)の取得を代行することが可能です。
郵送で全国対応しておりますし、海外在住の方にはEMSなどを利用して公証を受けた書類を発送することも可能です。
もちろん、私立大学以外に国公立大学の卒業証明書、そして卒業証明書以外の書類にも対応可能です(日本語でしか発行されないものは英訳いたします)。
国内の公証役場に行くことができない海外在住の方、「ワンストップ・サービス」を利用するのが難しい国内在住の方、あるいはご自身で公証役場に行くのが面倒な方など、公証やアポスティーユの取得にお困りの方は、是非一度お気軽にご相談ください。